第32回オリンピック競技大会(2020/東京)自転車マウンテンバイク競技日本代表内定選手が発表
公益財団法人日本自転車競技連盟は6月3日に理事会を開催、マウンテンバイク競技では下記の選手を日本代表として推薦することで承認とした。
日本代表内定選手
男子 山本 幸平 (北海道・ドリームシーカーMTBレーシングチーム)
女子 今井 美穂 (群 馬・CO2bicycle)
補欠
男子 平野 星矢 (長 野・チーム・ブリヂストン・サイクリング)
女子 川口 うらら(兵 庫・日本体育大学/FUKAYA RACING)
選考基準
①A) 2001年12月31日以前誕生、B) 2019年5月28日または2020年5月28日付けUCI個人ランキング10ポイント以上獲得者 ②2018年5月28日から2020年5月27日の期間で開催されるUCI オークラス(HC)大会以上(世界選手権大会、ワールド・カップ、大陸選手権、HC)において、各優勝者と同一周回において競技を終了し、その大会におけるUCI個人ランキングポイントを獲得した者 ③(獲得国別出場枠1~3名の場合)2020年5月28日付UCI個人ランキング最上位の者から出場枠数に応じ、順に選考する。
※UCIが選考期間を延長したのは、参加枠の国別配分のためのレースを追加したものであり、各国の選手選考期間ではなく、日本は開催国枠での参加を予定している。
<山本幸平選手コメント>
東京オリンピック内定が決まった事、今までの競技人生の中でも一番嬉しい報告でした。まずは、ここまで応援と支援して頂いた多くの方々への感謝の想いを伝えたいと思います。本当に、ここまでサポートしてくれて、ありがとうございます。
そして、山本ファミリーや妻と娘のサポートが無ければ、Rio オリンピック後から競技者としてのメンタルを保つ事が出来なかったと思います。ありがとう。
感染症問題で 1 年延期となった事で、僕が、1 年前から日本代表に内定された事に関して、とても素晴らしく、本番に向けて準備を確実に進められる期間を与えてくれた事に感謝致します。そして、日本代表として、皆の期待に応える為に、練習に励み、本番で最高の走りをします。 それと同時に、残された期間で若手選手と切磋琢磨して皆で強い日本チームを作り上げ、今後のマウンテンバイクの発展に貢献して行きたい想いです。
<今井美穂選手コメント>
初めに、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、医療機関に大きな影響が及んでおりますが、最善を尽くして感染予防や診療などの業務に携わり、地域医療を支えてくださっている医療従事者の方々や、私たちの生活を支えてくださっている多くの皆様に、心より敬意を表します。
さて、2020 東京オリンピック MTB−XCO 代表選手として、正式に内定をいただきました。幼い頃から漠然と「オリンピック選手になりたい」という夢を描いてきましたが、自国開催でもある記念すべき「東京オリンピック」の代表選手に選出され、幼い頃からの夢を叶えることができたことを本当に嬉しく思っております。
新型コロナウイルス感染症の影響により、開催が 1 年間延期という形になってしまいましたが、全世界においてコロナウイルス感染症が 1 日でも早く終息されることを願いながら、この延期された期間をプラスに捉え、自分自身のフィジカル面・スキル面を共に向上させることができるよう、トレーニングを重ねていきたいと思います。
自国開催の東京オリンピック。たくさんの方に応援してもらいながら走れることを想像すると、今から胸が高まり、楽しみでいっぱいです。みなさんに最高の走りをお見せすることができるように 1日 1 日を大切に、準備をしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
JCFサイトより