JOC ジュニアオリンピックカップ/全国ユース選抜マウンテンバイク大会2024 速報
期日:2024年8月3日(土)~4日(日)
会場:白馬クロスカントリー競技場 スノーハープ(長野県北安曇郡白馬村)
8月3日(土)~4日(日)に、長野県北安曇郡白馬村 白馬クロスカントリー競技場 スノーハープにて行われた。主な競技結果は以下の通り。
クロスカントリ・オリンピック
女子ジュニア
1原 つばさ 長野県 iRC/HHG/白馬マウンテンバイククラブ 33:54.02
男子ジュニア
1野嵜 然新 東京都 RACING TORQUE 22:45.45
2 幾田 悠雅 栃木県 輪娯館 24:24.81
3 石川 太郎 埼玉県 聖望学園 25:12.71
女子ユースU17
1有松 鈴々菜 福岡県 Q-MAX 27:11.15
2綱嶋 凛々音 長野県 ボンシャンス 29:17.40
男子ユースU17
1 工藤 遙真 北海道 TEAM BG8 23:28.45
2 北津留 新羽 福岡県 Q-MAX 24:14.39
3 中仙道 侑毅 埼玉県 ATHLETE FARM MTB CLUB 24:14.51
女子ユースU15
1神武 奏帆 埼玉県 チーム輪工房 20:53.14
2齋藤 結陽 京都府 Limited Team846 20:54.67
3原 みらい 長野県 白馬マウンテンバイククラブ 22:44.07
男子ユースU15
1 伊藤 隆聖 京都府 Sonic-Racing 16:06.14
2 郷津 輝 東京都 Dream Seeker Jr. Racing Team/葛西第二中学校 16:35.36
3 横田 壮一郎 茨城県 Fine nova LAB 16:40.73
女子小学6年生
1奧山 真彩 神奈川県 横浜本牧レーシング 19:58.92
2平川 凜 長野県 白馬マウンテンバイククラブ 20:45.53
3山口 悠 栃木県 高根沢ベース&とちぎJr.MTBレーシング 29:48.48
男子小学6年生
1渡邊 善大 長野県 17:45.91
2田畑 拓瑞 静岡県 TCKR 18:23.47
3奥谷 将全 大阪府 Sonic-Racing 18:44.71
女子小学5年生
1今泉 日葵 佐賀県 Q-SHU UNION 20:10.67
2浦瀧 桃杏 北海道 TEAM BG8 23:03.92
3進藤 結 福島県 Team OTC/松長小学校 24:12.42
男子小学5年生
1山瀬 将矢 北海道 TEAM BG8 18:50.20
2村上 鳳冴 宮城県 BAD BULL 19:00.54
3藤本 蒼平 兵庫県 19:00.60
女子小学4年生
1中川 朋珈 京都府 Limited Team 846 13:25.76
2佐野 真麻 愛知県 ORCA CYCLING TEAM 13:46.14
3阪本 知栄 岐阜県 ProRide 15:21.22
男子小学4年生
1平川 怜 長野県 白馬マウンテンバイククラブ 12:29.83
2平 六之助 千葉県 イオンバイクJr.レーシング 12:39.93
3小島 蒼士 京都府 FU-JIN RACING 13:30.66
女子小学3年生
1星野 紗里 長野県 白馬MTBクラブ 14:58.19
2田中 花穂 神奈川県 横浜 本牧レーシング 15:52.22
3南野 暖 茨城県 Flecha 16:01.96
男子小学3年生
1大野 嶺 奈良県 morinekiよろづやレーシング 10:41.79
2山瀬 喜生 北海道 TEAM BG8 11:18.10
3山本 悠晴 福岡県 Bike is life. 11:24.99
女子小学2年生
1稲葉 桃子 静岡県 MERIDA Kids Club 7:08.58
2小島 真音 京都府 FU-JIN RACING 7:35.11
3渡邊 絢心 長野県 白馬 マウンテンバイククラブ 7:57.49
男子小学2年生
1石井 寿弥 岡山県 5:25.35
2石田 隼斗 愛知県 TCKR 6:12.88
3木曽 太智 神奈川県 TEAM GRM / まちさがROCKETS 6:32.05
女子小学1年生
1八坂 愛菜 愛知県 THRAPPY 7:36.75
2吉川 実紅 愛媛県 YMTB 8:08.39
3村田 摩心 神奈川県 8:32.55
男子小学1年生
1園部 暖 東京都 ナカザワジム/秋川マウンテンバイクスクール 6:13.40
2杉村 桜希 神奈川県 6:37.35
3宮原 拓幹 長野県 白馬マウンテンバイククラブ 8:07.53
キッズA女子補助輪なし
1盛合 春花 富山県 8:00.11
キッズA男子補助輪なし
1杉山 立夏 栃木県 高根沢中央MBC 4:17.85
2内 佑太 東京都 5:08.11
3小島 蒼偉 京都府 FU-JIN RACING 5:23.48
キッズB補助輪あり
1江崎 歩 長野県 ゴーライダー 2:48.95
2浅野 開登 長野県 Go riders 2:49.63
3高嶌 優希 長野県 Go Riders 2:55.39
テクニカルデータ XCOコース長
ユース2.3km、小学4~6年生.1.6km、小学1~3年生1.4km キッズA(補助輪なし)500m、キッズB(補助輪あり)450m
最高地点 800m
スタート標高 769m
最低地点 769m
標高差 31m
■主催者:全国ユース選抜マウンテンバイク大会実行委員会(白馬村教育委員会、公益財団法人日本自転車競技連盟、白馬さのさか観光協会、一般社団法人MTBリーグ)
■後援:長野県、長野県教育委員会、白馬村、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人JKA、白馬村観光局、一般財団法人日本自転車普及協会、一般財団法人自転車産業振興協会、一般社団法人自転車協会
■協賛:JA全農長野、シマノセールス株式会社、株式会社オージーケーカブト、株式会社Champion System Japan、AEON BIKE、井上ゴム工業 IRC、NESTO、P&P COMPONENTS、GIANT、有限会社 ブイ・ティー・ジェイ(Vittoria Tires)、ザ・ビック白馬店、オーブス、ハピアA・コープ白馬店、スパイシー、 フルマークス、 BikeShop CLAMP (予定含む、順不同)
■協力:長野県自転車競技連盟、白馬スキークラブ、株式会社ダイナコ
8月3日には、今井美穂さん(東京2020オリンピック日本代表)が講師となって、「夢を実現させるためのサポート」としての保護者向け講習会も合わせて開催されました。今井さんのスポーツへの取り組み、東京オリンピックへの流れについて自身の経験談を交えて興味深い講義となりました。(写真は今井美穂さんと講習にご参加された保護者の皆様)
この大会は、競輪の補助を受けて実施しています。
*大会開催の経緯、沿革と展望
毎年、夏に白馬村で開催されている本マウンテンバイク大会は、未就学児、小学生からの年少者を中心に位置づけて対象とした唯一の全国大会です。
それまで大人の大会として開催されてきたマウンテンバイクで、子どもたちのレースも増えてきたとはいえ追加のエキシビジョン的な扱いから、この大会ではユースやキッズを中心に開催してきました。
前身大会は2005年に、総務省の、全国各地にそれぞれのスポーツのメッカ、拠点を作ることを目的とした「スポーツ拠点づくり推進事業」として白馬村が誘致、その後、2016年には主催構成団体に公益財団法人日本自転車競技連盟(会長:橋本聖子氏/当時)がはいり、公益財団法人日本オリンピック委員会の将来活躍する選手の発掘、育成を図るプログラムである、「JOCジュニアオリンピックカップ」を冠し開催されました。2020年度からは、公益財団法人JKAの「自転車競技の普及促進及び競技力の向上に資する事業」として補助を受け、新たなステップをはかっています。
国際的にもIOC(国際オリンピック委員会)がユース・オリンピックの開催を始め、若年層の競技の活性化を進めており、自転車競技としてマウンテンバイク種目も採用されていたことから、本大会から候補選手の選出が行なわれたりと、この大会の役目はますます重要となってきております。
新型コロナウィルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった2022年から引き続き、心に残り、毎年の夏の思い出ともなるべく、これからも多くの協力者と共に、よりよい大会の開催を目指していきます。2025年からはジュニアクラスについてUCI(国際自転車競技連合)にカレンダー登録を予定し、ますます活性化をはかる予定です。
*スポーツ拠点づくり推進事業
2004年に小泉元総理の指示を受け、「小・中・高校生対象の全国大会は全国各地で開催されているが、持ち回りの大会も
多いことから、全国各地に青少年があこがれ、目標とする「スポーツ毎の拠点」を形成し、スポーツの振興と地域の再生を
図るもの」を文部科学省・総務省が共同で実施することになったもの。
*JOCジュニアオリンピックカップ
日本オリンピック委員会(JOC)が未来のオリンピック選手育成を目的として、1992年より加盟競技それぞれの連盟主催に
より行われている。いわゆるジュニア年代による全国大会が対象となるが、この大会からオリンピックや世界選手権などで
活躍するトップ選手も多く輩出する。
*自転車競技の普及促進及び競技力の向上に資する事業
公益財団法人JKAの補助事業で、2020年より、主催の実行委員会の参画団体である一般社団法人MTBリーグが申請を
行っています。(2020年、2021年は新型コロナ感染症関係で大会は中止)
*UCIカレンダー大会
国際自転車競技連合が公認する大会のカレンダーで、これらの大会は国際ポイントの対象となっており、ジュニアでは全世界からのライダー約1000名ほどがランキングされています。